神戸のイギリスヴィンテージ/アンティーク雑貨店・c-h-o-c(チョック)です。

ドールハウスのミニチュア、シルバーチャーム、ボタン、 ミニカー、テディベア、英国王室グッズ、食器など。通販も。

何度訪れても

何度訪れても

7月31日(木)

いよいよ英国を発つ日になりました。昨日の夜から、ニュースでは航空管制センターのシステム障害で航空機の運行に支障が出ていると繰り返し報じています。なんとか復旧はしているようですが、まだ遅れや欠航などが起こる可能性があるとのこと。ベトナム航空の情報では、搭乗予定の便はオンタイムとなっていますが…念の為、早めに空港に向かうことにします。

チェックアウト前に、スーツケースと機内持ち込み荷物を最終パッキング。なんとか規定内に収まりホッと一安心です。

空港に向かう前にただ一つ、心残りを解消しに出かけます。昨日メイン会場を見られなかった”Take one picture”の展示です。

昨日来た道をもう一度辿って会場の建物へ。やっぱりドアは開いていない!?となったところで、建物の外にたくさんのガラスケースがつらなる場所を見つけました。

よく見ると、その一つ一つのケースに子供たちの作品が展示されています!どうやら、会場は建物の外だった模様。なぜ昨日気づかなかったのか…。

再び今年の一枚、”The Courtyard of a House in Delft”を踏まえ、子供達の作品を見ていきます。

描かれた建物のアーチ部分にある顔のレリーフ部分に興味を持ち、自分たちでも顔のレリーフを作ってみた子供達。愉快な顔が並んでいます。

建物の中の様子を想像して17世紀の資料を調べ、さらに自分たちオリジナルの部屋をドールハウスに表現してみた子供達もいます。

絵の中でメイドが抱えているボウルからイメージを膨らませ、描かれている土地・デルフトの焼き物、デルフト焼きについて調べた子供達。実際に自分たちで粘土で作ってみた器は、特徴を捉えていてどれも素敵です。

他にもそれぞれ、子供達がテーマの絵から得た疑問やインスピレーションを元に繰り広げた学習、創作の成果がたくさん飾られていました。

危うく見逃すところでしたが、メイン会場も見られて良かったです。また次回が楽しみ。

ホテルに預けておいた荷物を受け取り空港へ。いつも笑顔で助けてくれたフロントスタッフに感謝を伝えます。

空港に着いて、ロンドンでの最後の晩餐はPRET A MANGER のサーモンサンドイッチでした。

さて、やはり多少まだシステム障害の影響が出ているのか、離陸が1時間ほど遅れるようですが…もうすぐイギリスを発ちます。

今回、去年よりも日程を短くし、ギュッと予定を詰め込んだため、かなりバタバタでハードな毎日となりましたが、その分一日一日が充実していたなと思います。友人たちをはじめ、出会った全ての人に感謝、やっぱり何度訪れても大好きなイギリスです。

ここまで、拙い買付ブログを読んでくださった皆様もどうもありがとうございました。無事帰国できましたら、いつものお土産企画をお知らせいたしますので、楽しみにお待ちください。

*チョック店舗再開は8月3日(日)からの予定です。新入荷の品が店頭に並ぶまでには、もう少しお時間いただくかと思いますが、ご了承くださいませ。