9月1日(日)。今日は久しぶりにロンドン北部の街へ。以前は小さなアンティークモールがあり、それを訪ねてやってくることもあったのですが、残念ながらモールがなくなってしまってからは、足が遠のいていました。でも、今日はそこでアンティークフェアがあるということで、久しぶりに訪ねてみることに。
適度な賑わいと静けさも感じるレトロな雰囲気の街。街の小さなコミニティーセンターがフェア会場です。中へ入ると想像以上にこじんまり。これは収穫なしもありうるかも…と構えたところで、愛らしいご婦人の営むブースを発見。ブースに置いてある物も、ご婦人のキャラクターを表すように可愛らしくて繊細な感じ。コロネーションの可愛らしいハンカチやボタン、紙モノを仕入れることができました。でもそれ以上の収穫はなく、早めに切り上げて、街の古本屋へ向かいます。
以前はもう少し整理されていたように思うのですが…入り口は本ではない古物が広げてあってなかなか入りづらい感じに。それでも中に入れてもらうと、さらに中は本と段ボールが積み上がり、なかなかの光景。それでもなんとか歩ける通路からChildren’s コーナーを発見。以前このコーナーでわりと掘り出し物を見つけたので、今回も隅々まで探してみます。時間をかけて、古い子供用ペーパーバックや、見たことのないタイプのルパートの絵本など、色々と発掘することができました。
買付を終え、街をぶらぶら。以前ジャケットポテトが美味しかったレストランは、今日は満席。天気が良いので外のテラスもいっぱいです。
戻ってコミニティーセンターの隣にあった気になるパブへ。歴史を感じる佇まい。
天井から色んなものがぶら下がっていたり、置いてあるテーブルや椅子も重厚感があって素敵です。
この旅初めてのビール!とソーセージ&マッシュ。いつも買付中、1人の時は飲まないようにしているのですが、今日は仕事終わりだし、暑いくらいの良い天気!ということで解禁しました。
その後、ホテルへ戻り、ロンドン郊外にある友人宅へ。なんだかんだと近況をおしゃべり。晩御飯はお庭で美味しい手料理をご馳走になりました。食後は、随分前に私が友人息子くんにプレゼントした寿司カードゲームをみんなでプレイ。へんとつくりに分かれた魚へんの漢字を、イラストと魚の名前を手がかりに合わせていくメモリーカードのようなものなのですが、これがとっても難しい!漢字を知っている私が有利だと言われたものの、私も魚へんの漢字なんてそんなに知りません。皆んなで白熱した真剣勝負の結果は、ティーンエージャーの息子くんの圧勝でした。メモリーカードに関しては、”The younger, the better.” (若い方が有利だね)というのが皆んなの結論でした。
いつも家族のように温かく迎えてくれる友人一家に感謝、なんだかんだ気が張りっぱなしのロンドンで、ほっとするひとときを過ごせました。