8月31日(月・祝)
今日はバンクホリデー、イギリスは三連休最後の月曜日。
宿の食堂はスタート時間がやや遅めで、スケジュール的になかなか利用できていなかったのですが、今日のマーケットは宿から徒歩圏内なので、初めて宿で朝食をいただくことに。
食堂には明らかに観光客、という人々と、明らかに学生さん、という人たちが混じり合って食事を取っていました。
内容は、ハムやチーズ、ゆで卵、ベイクドビーンズといった定番のおかずと、パンやシリアル、ポリッジ(オートミールを煮込んだおかゆのような物)といった主食、フルーツやヨーグルト、ドリンクなどが取り放題。何よりフレッシュなフルーツとパンの種類が豊富なのが嬉しい。
学生さんに混じって、あれもこれもと取っていたら、朝からお腹いっぱいになったのでした…。
ベンチ式につながるお隣の席では、トルコとデンマークから来た留学生たちがお喋りしていて、「朝ご飯ついてるのは助かるよね〜」と話していました。本当に。
朝が早い買付のスケジュール的にはなかなかゆっくり朝ごはんは難しいですが、利用できる時はまたこようと思います。
ちょっと食べ過ぎのお腹をかかえて、歩いてマーケットへ。


屋内マーケットで、規模はそんなに大きくありませんが、ゆっくり見ていくと色々と面白いものが見つかります。

夏の終わりということでストックを整理したいディーラーさんたちは、一部セールコーナーを作っていたりもして、紙物やミニチュアなどを探し出していきました。
そんな中、人形たちをディスプレイするのに使われていた、淡いブルーにペイントされたバスケットに目が釘付け。売り物かどうか聞いてみると、売り物とのこと。よく見せてもらうと、キルティングの布で内部もカバーされ、紐で付け外しができるカバーもつけられていました。ペイントされているブルーのはげ具合も、恐らく手作りのバラ柄にキルティングされた布の感じも素敵。ただ、価格はちょっと迷う感じ…一旦保留に。
その後、アクセサリーなどを仕入れている間もバスケットのことが忘れられず…再びバスケットの前へ。やっぱり欲しい!となり、バスケットから顔を覗かせていた可愛い犬のぬいぐるみと共に少し安くしてもらって購入しました。
買付荷物でいっぱいになったところで一旦宿へ。徒歩で行ったり来たりできるのはとても便利です。
お昼を軽くすませて再び外へ。今日はナショナルギャラリーで、TAKE ONE PICTURE の展示最終日。絶対見逃すまいとやってきました。

TAKE ONE PICTURE は毎年ナショナルギャラリーの膨大な所蔵作品の中から一点を選び、それから子供たちが疑問に思ったり、興味をもったりしたところを学習、イメージを広げて作品を作る…というもの。私は毎年、スケジュールが合えば必ず観に行くようにしています。今年はナショナルギャラリーの展示室からドア一枚でつながるロダンセンターでの展示。

今年の一枚はこちらの”A Regatta on the Grand Canal” 、ベニスで行われたポートレースの様を描いたCanalettoの作品です。

船首の飾りに興味をもった子供達の動物の顔の船首。

ベネチアンマスクを作ってみた子供達の作品。

レースの優勝者にあげるメダルを作った子供達。

絵の中の貴婦人たちの洋服に興味をもち、紙で作ってみた子供達の作品。

絵の中のレースに自分が参加するイメージで、ポーズを考え写真を撮り、子供達自らが飾りつけた船に乗せたコラージュ作品もありました。
今年も子供たちや先生の付けたコメントを読みつつ、ゆっくり展示を楽しんできました。
とても素敵な取り組みが続いているのは嬉しいですが、以前に比べると少し展示の規模が縮小されているように思うのは気のせいでしょうか。
以前のようにナショナルギャラリー本体の展示室で、また行われるようになるといいなぁと思います。
その後、ナショナルギャラリー内の展示も見て周ります。


モネとルノアールがイーゼルを並べ、ほぼ同じ場所を描いたという作品の比較展示が面白かったです。
それからお隣のナショナルポートレートギャラリーへ。
“PORTRAIT AWARD 2026”の展示を観に行きました。
たくさんの参加作品の中から、ビジターも一枚を選んで投票できるシステムがあり、私も1票を投じてきました。

私が投票した作品。
ぱっと目がひかれて、絵の中の人物のパワーに引き込まれる感じがしたのですが、説明を読んでみると、この女性はブリストルのヴィンテージマーケットのストールで出会った方で、画家がモデルをお願いしたそう。
なんとなく、勝手にシンパシーも感じて1票。
他にもたくさん素敵な作品がありました。
広場へ出ると、ロンドンらしい風景。

手前に見えるトラファルガー広場のライオン、向こうに見えるビッグベン、そして赤いロンドンバス。ちなみに、先日まで英国展でお邪魔していた日本橋三越本店の正面玄関に鎮座するライオン像は、このライオンをモデルに、大正時代イギリスで注文して作られた物だそうです。
そのまま歩いて梱包材を買いに行きましたが、あえなくクローズ。そうでした、今日はバンクホリデー…。
また出直すことにしましょう。

梱包材屋さんから少し歩くと、大英博物館。
なんとなく,宿付近の地理がわかってきました。
明日はこの旅1番の大きなマーケットへ出かけます。

