神戸のイギリスヴィンテージ/アンティーク雑貨店・c-h-o-c(チョック)です。

ドールハウスのミニチュア、シルバーチャーム、ボタン、 ミニカー、テディベア、英国王室グッズ、食器など。通販も。

身も心も軽く楽しむロンドン(イギリス買付旅2024)

身も心も軽く楽しむロンドン(イギリス買付旅2024)

9月11日(水)。発送荷物を預けにフロントへ。大きな荷物なのでちょっと心配しましたが、快く預かってくれ、配達員に書類と共に渡してくれるとのこと。スーツケースのパッキングも目処がついたので、安心して出かけることができます。以前出発日に発送をする予定が、色々と予想外のことが起こって、危うく荷物を諦めるか、飛行機を諦めるか、というギリギリの状況に追い込まれたことがあってから、必ず発送日は出発日の前日より前、出発日も朝一ではなくなるべく夕方以降の便をとるようにしています。ということで、本日は晴れて予備日!重い荷物を持たずに一日動ける貴重な1日です。

午後はミュージカルの予定なので、それまでの時間は、リニューアルされてからは初訪問となる、Young V&Aへ。先日会った友人たちも絶賛していて、私は絶対好きだろうから行った方がいい!と勧めてもらい、出かけることにしました。

V&Aのコレクションから子供に関連する物を集めたミュージアム。平日の午前中、ということで、そこは未就園学児のパラダイス。子供も楽しめる展示だけでなく、子供たちが体を動かして遊べるエリアもたくさんあるので、安心して遊べる屋内公園のような雰囲気もあります。あちこちから可愛い笑い声や話し声が聞こえる中、興味深い展示を見ていきます。

この“Saving Box”は、用途を分けてお金を貯められるよう、中が仕切られた貯金箱。先日アンティークモールで大人用の物を見つけましたが、シンプルな飾りのないデザインで”家賃”などと現実的な項目が書いてある物でした。子供用・ホリデー目的のこちらの方が楽しくお金が貯められそう。

色別に色々な物を集めたコーナー。言葉を話し始めたばかりの子供に、付き添いのお母さんが色の名前を読み上げつつ、「黄色のものには何があるかな?」などと話しかけていました。

こちらは、アルファベットごとに物を並べたコーナー。Goat, House, Insect。

イラストが可愛いロンドン交通パズル。

一つ一つ見応えのある様々なドールハウス。

そしてたくさんのヴィンテージドールハウスを使ったRachel Whitereadのインスタレーション作品・”Place(Village)”。あえて中は空っぽにしたハウスにあかりだけが灯る、不思議な雰囲気のヴィレッジ。作品全体の雰囲気に魅了されつつも、ついついチョックにいたことがある、見覚えのある子たちを探してしまいます。

博物館全体の雰囲気もスッキリしていてお洒落。展示物の内容はもちろん、展示の仕方にも工夫があってとても面白い博物館でした。

お昼はWheatherspoonへ。お酒も飲めるカジュアルパブ?な雰囲気のチェーン店ですが、今日はミュージカル途中で居眠りしないようノンアルコールで軽く済ませます。

スパイシーなチキンが入ったラップサンド、美味しかったです。

いよいよ劇場へ。

今日の演目は”Wicked”!ブロードウェイ発・「オズの魔法使い」の前日譚を描くお話。劇団四季版が今日本でも上映中ですが、見てみたいと思いつつ、まだ見たことがない演目です。歴史ある劇場の中に入るとバーや売店があり、思い思いに開演までの時間を過ごす人々で賑わっています。

プログラムだけ…と思っていたのに、雰囲気に乗せられ思わず小さなとんがり帽子付キーホルダーも購入。

客席に入るとそこはもう別世界(開演までは撮影許可されています)。平日のマチネ・昼公演にも関わらず、ほぼ満席に近い客入り。人気演目なのがうかがえます。中には中学生の校外学習のような一団も。

ネタバレは避けますが、とにかく歌の迫力がすごい!特にブロードウェイの初演ではあのイディナ・メンゼル(♪Let it go でお馴染みの)が務めた、高い歌唱力必須と言われるエルファバ役の役者さんの声が、聞き心地が良い声でありながら、尚且つ高い声も低い声も良く響く!生で劇場に響き渡る♪Defining Gravityが聞けてとにかく感動。もちろん他の役者さんたちも舞台装置も生演奏も素晴らしく、とても楽しいミュージカルでした。満員の客席のスタンディングオベーションに加わることができたのも、嬉しかったです。

夢の世界から外に出るとまだ明るい。買付恒例・お土産企画の品をまだ入手できていないのもあり、リバティ百貨店を訪ねてみることに。

このチュダー朝の建物、外見も可愛いですが中も重厚感ある木造でとても素敵です。

せっかくなので、色々なフロアをぶらぶら。リバティプリントのファブリックが山のように並ぶフロアや、リバティプリントの可愛いお洋服がずらり並ぶコーナーも。

そして、9月に入ったのですでにクリスマスショップがオープンしています。クリスマスオーナメントなどのデコレーションやクリスマスクラッカー、アドベントカレンダー、クリスマスカードなどなど、クリスマスにまつわるありとあらゆる物が揃います。なんといっても、吹きガラスのオーナメントの種類の多さやモチーフのユニークさは圧巻で、見ていてとても楽しいです。

その後、お土産にぴったりなお菓子や雑貨を扱うコーナーへ。ここで今回のお土産企画の品を厳選しました。

そこから老舗おもちゃ屋さん・Hamleysにも寄り道つつ、歩いてピカデリーサーカス駅まで。

今回もロンドン地下鉄に大変お世話になりました。

荷物も無事集荷され、明日はいよいよイギリスを発つ日。夜の便なので、午前中はちょっと動こうかなと思います。