7月30日(水)
朝から大きな発送荷物たちをフロントに持ち込む作業。今回、痛恨のミスでいつも日本から持ち込む折りたたみカートを忘れてきてしまったのです。エレベーターがあるとはいえ、そこまでの廊下がつらい…。腰を壊してしまうのではというギリギリの戦いに勝ち、なんとか発送荷物をフロントへ。フロントの方は、快く配送業者への取り次ぎを引き受けてくれ、私は晴れてホテルを離れられることに。
買付装備のリュックやキャリーもなく、ロンドンで朝から身軽に動けるのはこの旅初!心も軽く今日の目的地へ。

Saatchi Gallery 。Sloane Square というロンドンのお洒落なエリアにある大きなギャラリーです。ここに来た大きな理由は、先日海が見えるお宅に招待してくれた友人の作品が展示されているからです。

ギャラリーまで向かうSloane Streetには彼女の絵のバナーが!ギャラリーに着く前にテンションが上がります。


Flowersというその名の通り花をテーマにした企画展。ウィリアム・モリス、ミュシャ、ゴッホなどのいにしえの巨匠の作品から、アンディウォーホルや草間彌生など近現代の作品まで、花にまつわる作品の展示がされています。


ファッションのコーナーにはマリークワントや、ヴィヴィアン・ウエストウッドの洋服が。

彫刻や写真のコーナーもありました。

ドライフラワーを大量に使ったRebecca Louise Lawの作品。ドライフラワーに体ごと包まれる初めての経験。

映画とミュージックのコーナー。


サイエンスのコーナーには、薬になる植物や毒になる植物の絵も。花をくくりにはしていますが、本当に幅広いジャンルの展示で見応えがあります。

そして、友人の絵を発見。今年描かれたばかりの4枚の絵が飾られていました。彼女の明るいエネルギッシュなイメージそのままの花の絵。絵からパワーを貰えた気がします。

スーべニールショップで彼女の作品のポストカードを買い、看板と記念撮影。出会った頃からいつも気さくに優しく接してくれますが、こんなギャラリーに作品が展示されるなんて、本当にすごいなぁとただただ感動しました。

Slone Squareのお洒落な通り。別にお祭りでなくても、街中でよくユニオンジャックが連なる光景を見かけます。そういえば、昨日のマーケットで古いユニオンジャックを見つけて、お値段を聞いたところ思った以上の高値で、ディーラーさんに「それは私たちにとって特別なものだからね」と言われたのを思い出しました。
その後移動して次の目的地へ向かいます。

途中カフェネロでランチ休憩。向かう途中で劇場街レスタースクエアを通過…と思いつつ、思わずTKTSというオフィシャルに今日の劇場チケットが買えるオフィスの掲示板をのぞいてみます。チケットオフィスには列ができていて、スマホからの購入がお勧めとのこと。軽い気持ちでQRコードを読み込み、見たいなと思いつつ、今回の短い日程の中では無理かもとチケットを取らずにいた演目の空き状況を見てみます。するとほぼ満席の中、2席だけポツンポツンと空きあり。しかもその内の1席はかなりの良席!これは運命かも…と思わずポチり。さっき発送荷物の集荷も無事ネットで確認できたしねと、急遽夜に観劇することにしました。
さて、寄り道してしまいましたが、次の目的地は去年日程を間違えて見逃した”Take one Picture” の展示です。毎年ナショナルギャラリーの所蔵品から一つの絵を選び、それを元に子供達が創作活動をして、出来上がった作品を展示する、という取り組み。買付と日程が合えば必ず見に行くのですが、去年のような失敗はないようにとやってきました。

今年の一枚は”The Courtyard of a House in Delft”というPieter de Hoochの作品。今年は3つの会場に分かれて、それぞれ違う展示が行われている模様。インフォメーションで聞き、まずは一つ目の場所に。

このようなマークがギャラリーを繋ぐ道路のところどころに描いてあって、それをスマートフォンで読むこむと、その場に子供達の立体作品が浮かび上がるというAR技術を使った物。そして作品を見ながら、それぞれの作品の説明を、作った子供達自身の声で聞けるようになっています。
とてもリアルで面白くて、何度も繰り返し見て楽しみました。最新技術と未来を担う子供達の作品とのコラボ、素敵ですね。
そこから歩いて次の会場へ。

ダンボールで作られたミニチュアの建物が展示されていました。絵に描かれている建物からインスピレーションを得て作られた作品のようです。さらにスタッフの方にメイン会場への行き方を聞き、いよいよメイン会場へ。
と、着いたのですが入り口がどこにも見当たらず。ドアはあるのですが、完全に閉まっています。時間を見るとまだ5時前。もしかしたら最終エントリーの時間が終わったのか…ARで遊びすぎて…?今ひとつよくわからないまま、再びナショナルギャラリーのインフォメーションへ。でも、「ナショナルギャラリーは6時までだから、それに習ってるのではと思うのだけれど…正直よくわからないわ」とのこと。うーむ、メイン会場が見られないとは不完全燃焼。明日朝にもう一度来てみることに。
恒例のお土産企画用のお土産も、今日中に入手してパッキングしておきたいところ。ナショナルミュージアムのショップを覗いてみます。毎年何か食べ物も入れるようにしていたのですが、日本の今年の暑さを考えると食べ物はやめた方が良さそう…。ということで食べられない食べ物をお土産にすることにしました。どんなお土産になったかは帰国後に。
ミュージカルの開場までまだ時間があります。ビッグベンまで歩いて15分。まだ今年近くで見ていないので、行ってみることにしました。

晴れた空によく映えるビッグベン。「ビッグベンで1人写真を撮っていると必ず誰かに写真を頼まれる」というジンクスは今年も成立。今年は笑顔の素敵なお二人でした。うまく撮れていたかな。

何の列!?と思ったら、ロンドン名物赤い電話ボックスとビッグベンが両方入るスポットでの撮影順番待ちでした。
トラファルガー広場で劇場の開場時間までひと休みし、いよいよ劇場へ。

本日はこちらの演目、“SIX”(シックス)。英国王ヘンリー8世の6人の王妃たちの物語です。それぞれの王妃が悲惨な身の上話を歌って踊って語り、「誰が1番悲惨か」によってメインボーカルを決めようとするもの。80分間ノンストップのライブのような、ちょっと異質なミュージカルです。春に日本キャスト版を見に行ってとても楽しかったので、いつかロンドンでも見てみたいなと思っていたのでした。
幕が開くと、それぞれの王妃のキャラクターがわかりやすく表現されていて、歌もダンスもキレキレ!満員の観客も大盛り上がりで、ただただ楽しかったです。やっぱりウエストエンド版も見られて良かった!今年11月にはこの劇場で、一週間限定の日本キャスト版が上演されるとのこと。日本キャスト版も本当に素晴らしかったので、きっと大盛り上がりになるでしょう。

劇場を出るとさすがに日が暮れていました。
地下鉄に乗り、大満足の一日の余韻を胸にホテルへ。明日はいよいよ英国を発つ日。夜便なので、Take One Pictureのメイン会場だけは、見て帰りたい….。
今日の収穫物から番外編。

ミュージカルSIXのパンフレット。

